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ニールセン/ヴァイオリン協奏曲、クラリネット協奏曲、フルート協奏曲

カール・ニールセン(1865-1931):
1-2. ヴァイオリン協奏曲

  松山冴花(ヴァイオリン)
  ヤン・ワグナー(指揮)/オーデンセ交響楽団  録音:1999年(ライヴ)

3. クラリネット協奏曲
  ジョン・マッコー(クラリネット)
  レイモンド・レパード(指揮)/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団  録音:不明

4-5. フルート協奏曲
  ジェニファー・スティントン(フルート)
  ステュアート・ベッドフォード(指揮)/スコットランド室内管弦楽団

ニールセン/ヴァイオリン協奏曲、クラリネット協奏曲、フルート協奏曲

価格:

1,250円 (税込)

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ALTO【イギリス輸入盤】

デンマークの大作曲家ニールセンは、交響曲がわりとポピュラーですが、このアルバムでは彼の3つの協奏曲を全て聴くことができます。「ヴァイオリン協奏曲」は、数年前に発表されたシベリウスのヴァイオリン協奏曲の影響もあり、周囲からの強い要望に応えて作曲されました。やや晦渋な曲想ですが、ヴァイオリンに堪能だったニールセンならではの華やかさな技巧性と躍動感が見事です。さらにここでソリストを務めている日本人の松山冴花さんの演奏が抜群。カール・ニールセン国際ヴァイオリン・コンクールで第2位に輝いた時のライヴ録音であり、当時19歳だった松山さんの万全のテクニックとフレッシュな感性、そして何よりも音楽を突き詰めていく強い集中力に圧倒されます。
「フルート協奏曲」と「クラリネット協奏曲」は、ニールセンの最晩年に作曲された作品。大成功を収めた「管楽五重奏曲」の演奏を通じて親交のあったデンマーク管楽五重奏団のために、各奏者の楽器ごとに協奏曲を作る計画でしたが、この2曲しか完成させることができませんでした。両曲ともロマン派からの脱却を明確に打ち出したモダンな音楽で、ソリストをアピールするためにオーケストラは室内楽的な小編成をとりつつも、現代的なソリッドな響きや特殊な奏法も駆使した凝った内容になっています。特に「クラリネット協奏曲」は、ソリストに超絶技巧を要求する難曲。最初はちょっと近づきがたいほど現代音楽っぽさを感じるものの、北欧的な抒情性とニールセンらしいユーモアがたっぷりで聞き込むほどに味わいを増す傑作です。元フィルハーモニア管弦楽団のクラリネットの名手ジョン・マッコーのソロも素晴らしいものです。

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