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バルトーク/「中国の不思議な役人」組曲、舞踏組曲、ピアノ協奏曲第3番

ベーラ・バルトーク(1881-1945):
1~6.舞踊組曲 Sz.77
7~9.ピアノ協奏曲第3番 Sz.119
10.パントマイム「中国の不思議な役人」組曲 Op.19 Sz.73


ブルーノ・マデルナ(指揮)/モンテカルロ国立オペラ管弦楽団
クロード・エルフェ(ピアノ)

録音:1969年11月、モンテカルロ(モナコ)、サル・ガルニエ

バルトーク/「中国の不思議な役人」組曲、舞踏組曲、ピアノ協奏曲第3番

価格:

1,834円 (税込)

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AGES【イタリア輸入盤】

ブルーノ・マデルナ(1920-1973)はイタリアの現代音楽の作曲家として有名ですが、オペラや伝統的な管弦楽曲を指揮し、わずかながら録音も残しています。指揮者としてのマデルナの力量は高く、自作はもちろん、リゲティやノーノ、シュトックハウゼンなど盟友たちの作品を積極的に紹介しました。また、シェーンベルクやベルクといった新ウィーン楽派はマデルナの十八番であり、ドビュッシーやラヴェル、マーラーなどもたびたび取り上げています。
バルトークについては、ステレオ録音で残されているのはこの3曲くらいですが、昔から名演としてかなり評価が高かったもの。しかし、LPでリリースされて以来なぜかCD化されることはなく、このアルバムがリリースされたことはファンにとっては有り難いことです。同じ作曲家で指揮者でもあるブーレーズもバルトークを得意としていますが、緻密なアンサンブルを組み立てて透明感のある響きを作り出すブーレーズに対して、マデルナは音楽をありのままストレートに表現した豪放な演奏をしています。「舞踏組曲」は、音の色彩感と土俗的なリズムの面白さがよく伝わるエネルギッシュな演奏です。そして「中国の不思議な役人」組曲は、テンポや表現はかなり独特ながら、お世辞にも上手いとはいえないオーケストラをグイグイと引っ張って、ドロドロとした妖しい世界を大胆に描き出しています。カップリングの「ピアノ協奏曲第3番」は、やはり現代音楽のスペシャリストのフランスの大ピアニスト、クロード・エルフェ(1922-2004)が独奏に起用されています。エルフェの溌剌とした刺激的なピアノとマデルナの指揮の相乗効果が生み出したスリリングな名演です。

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