カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

リース/ノットゥルノ第1番,第2番、モーツァルト/セレナード第10番「グラン・パルティータ」

1-5. リース/フルート、2本のクラリネット、ホルンと2台のファゴットのための「ノットゥルノ」第1番 Wo050
6-9. リース/フルート、2本のクラリネット、ホルンと2台のファゴットのための「ノットゥルノ」第2番 Wo060
10-13. モーツァルト/セレナード第10番 変ロ長調 「グラン・パルティータ」 K361(370a)


シュヴァイツァー管楽アンサンブル   録音:2010年6月29-30日、7月1日、9月18日

リース/ノットゥルノ第1番,第2番、モーツァルト/セレナード第10番「グラン・パルティータ」

価格:

1,987円 (税込)

[ポイント還元 19ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

CPO【ドイツ輸入盤】

フェルディナント・リース(1784-1838)は、ドイツのボン出身の作曲家で、ベートーヴェンの弟子であり、師の回想録を出版したことで知られています。8つの交響曲や9つのピアノ協奏曲をはじめ、たくさんの室内楽曲やピアノ曲が残されていますが、どうしてもベートーヴェンとの類似性ばかりが目立ち、いささか地味な作曲家と思われがちです。しかし、最近はその作品が見直され始め、交響曲やピアノ協奏曲も録音されるようになり、その独自性に着目する人も増えてきたようです。
このアルバムでは、そんなリースの2つの管楽のためのノットゥルノを聴きながら、ドイツ・オーストリアにおける管楽セレナードの伝統を体感し、またこの分野での偉大な先達となるモーツァルト(1756-1791)の「グラン・パルティータ」との比較も楽しめるという試みがなされています。天才的なモーツァルトの名作との比較はいささか酷ながら、リースの作品は単なるベートーヴェンの模倣ではなく、その生涯の終り近くまでヨーロッパ全土で名手としての知名度を欲しいままにしたリースの偉大な才能を再認識できるアルバムです。作風は期待通り、まさにベートーヴェンと前期ロマン派を繋ぐものとなっており、ベートーヴェン風の力強さと抒情詩的な美しさが見事に調和しています。

ページトップへ