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ピエルネ/「シダリーズと牧羊神」第1組曲、ハープ小協奏曲、ディヴェルティスマン

ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):
1-11. バレエ音楽「シダリーズと牧羊神」第1組曲
12-14. ハープとオーケストラのための小協奏曲 Op.39
15. 牧歌風の主題によるディヴェルティスマン Op.49


ジャン・マルティノン(指揮)/フランス国立放送管弦楽団、リリー・ラスキーヌ(ハープ)

録音:1970年

ピエルネ/「シダリーズと牧羊神」第1組曲、ハープ小協奏曲、ディヴェルティスマン

価格:

1,477円 (税込)

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ERATO【ヨーロッパ輸入盤】

パリ音楽院でフランクに師事したガブリエル・ピエルネ(1863-1937)は、生前は作曲家としてよりもむしろ指揮者として評価されており、コロンヌ管弦楽団を振ってラヴェルやドビュッシー、ルーセル、ミヨー、ストラヴィンスキーなど同時代の作曲家たちの作品を積極的に紹介しました。ピエルネの作品は、ドビュッシーのような印象主義的な和声を用いつつも、師であるマスネのような平明で甘美なロマン派的作風であり、上品ながらも機知に富んだ心地よい音楽はとてもチャーミング。演奏や録音の機会は決して多いと言えませんが、色彩的でユーモア溢れるバレエ音楽や瀟洒なピアノ協奏曲やハープ協奏曲、フランスのエスプリがただよう室内楽作品やピアノ曲などはとても魅力的です。
このマルティノンのピエルネのアルバムは、昔から定番として人気の高いもの。ピエルネの代表作とされるバレエ「シダリーズと牧羊神」は、2幕3場のバレエ作品ですが、ここでは前半の音楽を集めた第1組曲だけが取り上げられています。18世紀のヴェルサイユ宮殿近くの森に囲まれた庭園に若いニンフたちや牧神たちが暮らしており、いたずら好きの若い牧神スティラクスはある日、宮殿に招かれてやって来た舞姫シダリーズに一目ぼれする、というストーリーです。第1曲「牧神たちの学校(小牧神の入場)と第2曲「パンの笛のレッスン」は、フルートとピッコロとが活躍するユーモラスな可愛らしい音楽であり、第5曲「インド王妃のバレエ」は、エスニックなメロディーを取り入れた色彩的で華麗な音楽です。
また、「ハープ協奏曲」はフル・オーケストラの伴奏でありながら、ハープ・ソロとの調和が見事に取られており、色彩的で優美な作品です。ハープの女王というべきラスキーヌも、端正なリズムと柔らかな和声を上品に演奏しており、心地よいことこの上ありません。

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