ゾルターン・コダーイ(1882-1967):
CD1:
・組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
・ガランタ舞曲
・ハンガリー民謡「孔雀」による変奏曲
・マロシュセーク舞曲
CD2:
・劇場序曲
・管弦楽のための協奏曲
・夏の夕べ
・交響曲 ハ長調「アルトゥーロ・トスカニーニのための思い出に」
CD3,4:
・厳格なメヌエット
・バレエ音楽
・ハンガリー風ロンド
アンタル・ドラティ(指揮)/フィルハーモニア・フンガリカ 録音:1973年9月
・ハンガリーの詩篇 Op.13
・歌劇「ハーリ・ヤーノシュ」Op.15(全曲)
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)/ロンドン交響楽団&合唱団
エジンバラ祝祭合唱団、ジョン・リーチ(ツィンバロン)
エルゼベト・コムローシ、ラヨシュ・コズマ、オルガ・セーニ
ラーズロ・パローツ、ピーター・ユスティノフ(語り:英語) 録音:1968-69年
DECCA【ヨーロッパ輸入盤】
ゾルターン・コダーイ(1882-1967)といえば、バルトークと並んで近代ハンガリーを代表する音楽家。「ハーリ・ヤーノシュ」や「くじゃく」変奏曲でよく知られていますが、むしろ数々の合唱曲やチェロ作品の方がクラシック・ファンには愛好されているかも知れません。このアルバムは、コダーイ演奏のスペシャリストとして名を馳せたドラティとケルテスというハンガリー出身の名指揮者による昔から定評のある演奏を集めた管弦楽曲集。「交響曲」や「管弦楽のための協奏曲」をはじめ滅多に聴けない珍しい作品も多く、中でもコダーイのもっとも有名な作品である「ハーリ・ヤーノシュ」は、名演として名高いドラティの組曲版と、ケルテスによる原曲のオペラを同時収録しており、大きな聴きどころになっています。スリム・ボックスです。