J・S・バッハ(1685-1750):
CD1,2:ヨハネ受難曲 BWV.245
フェルディナント・グロスマン(指揮)/ウィーン交響楽団、アカデミー室内合唱団
録音:1950年(モノラル)
CD3,4,5:マタイ受難曲 BWV.244
フェルディナント・グロスマン(指揮)/ウィーン室内管弦楽団、アカデミー室内合唱団
録音:1959年(モノラル)
CD6,7:クリスマス・オラトリオ BWV.248
フェルディナント・グロスマン(指揮)/ウィーン交響楽団、アカデミー室内合唱団
録音:1959年(モノラル)
CD8,9,10:ミサ曲 ロ短調 BWV.232
ハンス・グリシュカート(指揮)/シュワーベン合唱団と管弦楽団 録音:1958年(モノラル)
DOCUMENTS【ドイツ輸入盤】
すべてVOXレーベル原盤の往年のバッハの名演奏を集めたお買い得なボックス・セットです。フェルディナント・グロスマンはウィーンで活躍し、主にバッハ、モーツァルトなどの合唱曲のスペシャリストとして有名な指揮者でした。とりわけモーツァルトのミサ曲「戴冠ミサ」は昔から名盤の1つとされています。また、合唱指揮者を顕彰する「グロスマン賞合唱コンクール」の開催をはじめ、たくさんの合唱指揮者たちを育成してきたことで、合唱界に果たした役割もとても大きいものです。このバッハの宗教的声楽作品集は、録音はやや古いものの、名指揮者グロスマンの堅実でオーソドックスな演奏は、バッハに関心がある方には歴史的な貴重な録音でしょう。意外にキビキビとしたテンポ感と厳格な造形は見事で、バッハらしい厳しさや高潔さがにじみ出た演奏です。グリシュカートのシュワーベン合唱団による「ミサ曲ロ短調」もドイツの正統派を感じさせる落ち着いた丁寧な演奏です。
厚さ3センチ強のボックス・ケースなので、ゆうパックにての発送となります。